自由な発想を大切にしながら、快適な生活をデザインする。
身の周りにある生活雑貨、何気なく利用しているカフェまで、生活の背景にはいつもデザイナーの仕事があります。誰もが関わっている“生活”を提案していくことが、本コースでの学び。楽しくて快適な未来の暮らしを作るプロフェッショナルを育てます。
Point
1
誰かのために役立つデザインを考える
暮らしのシーンやニーズにそったものづくり、空間づくりを通じて、生活者の視点に立った企画や発想力を修得します。さらに生活環境を豊かにする、植物を活かしたボタニカルデザインやSDGsの取組みへと学びを広げ、社会のために役立つデザインを考えます。
Point
2
社会に通用する実践力を身につける
思い描いたアイデアを実際にデザインし、カタチにする技術を学びます。その専門領域は、建築士資格へと発展していきます。さらに国内外での展覧会、企業との連携による製品化へとつなげ、社会に向けて発信する力、伝える力を養います。
Point
3
アナログとデジタルの両輪で学ぶ
ハンドメイドから始まるデザイン教育は、最新のデジタル機器を使用したものづくり、空間づくりへと発展します。基礎的なグラフィックデザイン、CADソフトを使った立体表現、メタバース(3次元仮想空間)によるプレゼンテーションを学び、造形ファクトリー?デジタルファクトリーを自由に活用して、3Dプリンタやレーザーカッターなど加工機器のスキルを修得します。
Pick Up
1
グリーンポット(造形芸術専門基礎演習1)
1年次前期には、さっそく観葉植物の鉢を覆うグリーンポットを作ります。基礎造形の自由な発想を活かして、植物の魅力を引き立て生活に変化と彩りを与えるプロダクト制作です。
Pick Up
2
イス展/SDGsへの取組み(造形芸術専門展開演習2)
身体スケールを理解しながら、制限材料の範囲で体重を支える構造を生み出すことに挑戦し、各自がオリジナルのデザインをDIYによって実現し、「限られた材料」「DIY」による椅子作品を通して、SDGsに貢献するデザインの可能性を提案します。2022年度はドアハンドルのトップメーカーとして知られる「ユニオン」のショールームで展示を行いました。
誰かの役に立つデザインを自らの手で作り上げよう。
人々の生活や社会をよりよくしていくためには何が必要か?人のために何ができるかを真剣に考え具体化していくのがインテリア?プロダクトデザインです。思い描いた理想像を、自分の手で実際に作り上げて体験することで、本当に役立つものづくりを学ぶことが大切です。
コース主任赤西 信哉教授
京都市立芸術大学修士課程修了。専門はプロダクトデザイン、家具デザイン。デザインのみならず自ら木工職人として制作を行う。オリジナルブランドを立ち上げ国内外で発表を行う。
インテリアデザイナー、プロダクトデザイナー、建築設計士、家具?プロダクトメーカー、建築関連メーカー、インテリア?雑貨ショップ など
デザイナーと製作者の両視点で実製作に臨める!
将来は音楽とものづくりのクリエイターになりたい私にとって、インテリアからプロダクトまで幅広い分野で学べるのが強みです。実際に模型や家具を作ることで、デザイナーと製作者の両方の視点から取り組めます。少人数で先生とのやり取りも早いので、自分のアイデアを伝える力も確実にアップしています!
青木 太陽さん 3年生